新生活を始めて2週間がたった。
 まだ慣れない。

 ぼっちなのはいいんだが、新しい環境に慣れるのは簡単じゃない。
 いろいろと考えることが多いので何かと大変。
 フリーランスでやっていくのは初めての経験だから、手探り状態だ。
 けど、頑張ろうって気になる。
 雇われの身だった時は、いかにやらなければならないことだけやって給料もらうかにてっしていた。頑張ったところで給料上がるなんてことはなかったから。

 今の生き方の方が自分的にはしょうに合っていると思う。
 ひとりで何かをするのはいつものことで、日常的にやっていることだ。

 今の生活が楽だし、ストレスもほとんどない。
 だが、集団で生活することで文明を発達させてきた人間である以上、ぼっちであろうとすべてひとりでやっていくことは不可能だ。多少なりとも人と協力していく必要がある。

 ギブアンドテイクで済む話なら早いが、綺麗な解決にならないこともある。
 それゆえ、ストレスを溜めこんでしまうケースもあるので、油断大敵だ。

 私のようなぼっちにとって、その最たるものが集団だ。
 社会や大衆、世論という大きな意思が時に窮屈さを感じる。
 たぶん、今まさにその窮屈さを感じているのがSNSだ。

 ブログを始めると決めてから、やっぱり外せなかったのはSNSだった。
 SNSの拡散力や拡散媒体ツールとして、欠かせなかった。
 けど、他の閲覧には注意したいと思っている。

 処罰感情を誘引するために過剰なあおり文句、わざと敵を作ってインプ稼ぎのSNSに、ちょっと疲れる。今に始まったことじゃないけど、最近は拍車がかかった気がする

 これはテレビや新聞、雑誌から派生したものだろう。これはおかしいと指摘することは確かに必要だけど、誤った行為を指摘し、改善案を提示するのではなく、蔑称べっしょう侮蔑ぶべつのボキャブラリーで気を引くことに力を注いで、極めているのが露骨だと冷めてしまう。

 これがSNSという誰もが情報を発信する媒体として機能できるようになったがために、代用メディアとしてのポジションを確立している構図になっている感じがある。

 しかし、各個人メディア(SNSなど)はどのようにしてその情報の裏取りをしたのか、情報元はどこか、何を根拠に情報の正確性を保証しているのか提示していないケースが散見される。
 この媒体者の言っていることはすべて正しいんだしか言わない主張を見ると、へぇーとしか思わなくなる。

 名探偵コナンみたいに謎が解ける情報がすべて目の前にそろうなんて、都合のいいお膳立てでもなければそんなことは起こらないだろう。しかも目の前にそろえる役者が情報を加工しない保証もない。その前提でテレビや雑誌、新聞、SNSを見ることを強いられる。
 自身で調べることで思案しあんする材料になるが、調べたものが必ずしも正確性のある情報ではない。SNSだけを使って、調べたというミッションをこなした気分にならないよう気をつけたいと思っている。

 ただ、コロナでもあったが、コロナの状況を追うのに疲れて嫌になることもある。そんな時は、この世にある情報の半分くらいは嘘があるとして、情報を見ている。たとえ、権威性の高い媒体が発していたとしても。

 また上記でも挙げたように、この媒体だから正しいというのは論理的ではないので、発信元の内容の半分くらいは嘘として、見るようにしている。
 この論理に従うのであれば、この記事の半分も嘘として見る必要がある。ストレスを軽減するには、大雑把に情報を処理する方がいいと思うようになった。

 あくまでストレスを溜め込まない私なりの情報社会との付き合い方なので、参考程度に受け止めてほしい。
 ぼっちと自称する私だが、なんだかんだでSNSというつながるためのツールを使っているわけで、それはひとえに承認欲求があるからにほかならない。承認欲求は満たしたいけど、近すぎない距離感で承認されたい。やれやれ、わがままであると我ながら思う。

 それぞれに適度だと思っている人との距離感があって、私はあまり近くない距離がいいんだが、相手はもっと近くに来ようとする。
 私が人付き合いが苦手なのは、この距離感が必ずしも同じではないからだと思う。ひとりひとり違っていいんだが、私は距離感がある程度あった方がちょうどいい。

 それ以外の距離感は得意ではないけど、楽しい時もある。たまにくらいの頻度が精神的に疲れない。自分が心地いい距離感、ストレスが少ない距離感を知っておくと、ぼっちは生きやすいかもしれない。

 これは社会や大衆という大きな意思にも通じると、しみじみ感じる。
 なので、SNSやテレビなどのメディアとの距離感もあまり近すぎないようにしていきたい。

 今回は自戒じかいも含め、なるべくストレスを溜めないぼっち処世術しょせじゅつ(我流)をお話しました。

 今日のお話はこれまで。
 お仕事おつかれさまです。
 ここはぼっち族の休憩所
 お話はまたの機会に。


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