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目次
6月に入り、雨が多くなってきたところ。
また、夏の足音が聞こえてきそうな季節でもある。
5月病が過ぎ去ったが、新入社員が突然やめてしまい、ため息をついてしまうこともあっただろう。
しかし退職したいと思っているのは新人だけではないかもしれない。
今日は昨今、目にするようになった『FIRE』について、お送りする。
まずFIREとは何かをおさらい。
FIREとは、Financial Independence, Retire Earlyの頭文字を取ったもので、経済的自立を実現させ、早期リタイア、つまり定年を待たずして退職し、自由な生活をするライフスタイルのこと。
2023年6月23日、オンライン株式スクール「株の学校ドットコム」は、全国の20代、30代の男女800人を対象にアンケートを行った。
株式投資に取り組む理由として、全体21.5パーセントがFIREを達成するためと回答。
また、不動産投資サイト「楽待」は、2023年4月14日、約3000人にアンケートを行った。
FIREをしたいと思いますか?という問いに対し、
すでにFIREしているが6.1パーセント、FIREしたいと思っているが64.6パーセントだった。
一定数の方がFIREをしたいと思っているようだ。
ただ、一方でFIREしたからといって、順風満帆とはいかない。
FIREをしたはいいが、株やFXなどで損失が出てしまい、FIREを卒業した人も珍しくない。
FIREは基本的に若いうちに資産運用しておき、運用益で生活できる見通しが立った段階でリタイアするのが従来のFIREになる。
資産運用で生活できる見通しとはどれくらいか?
これはその人の目標とする生活水準にもよる。
毎月のローンがなく、毎月消費する額が少なければ、多額の貯金がなくともFIREできるかもしれない。
ただし、もっと水準の高い生活をしたければ、多額の貯金と一定の運用益が必要になってくるだろう。
基本的に、資産運用を前提としているのがFIREにあたる。
現在、様々なFIREがあるそうで、それはFIREなのか?というものすら出てきているそうだ。
それはさておき、不労所得で生活できる夢のようなライフスタイルは憧れる。私もできることならFIREしたい口だったりする。
しかし、一度待っていただきたい。
前述の通り、FIREは資産運用を前提としている点から、FIREを続けられなくなった人もいる。
人生は何が起こるかわからない。思わぬ出費が出てしまう可能性もゼロじゃない。
そうしたリスクはよく伝えられるが、お金以外にもリスクがある。
なんと、FIREすると、ぼっちになる。
単純に友達がいないからとか、そういう話ではない。
FIREは退職し、悠々自適な生活を送るライフスタイルという触れ込みではあるが、言わば無職なので、以前の仕事仲間と話すことも、役割もなくなる。自由なので、後は勝手にどうぞ状態。
今まで仕事で忙しくしていたのに、突然何もすることがなくなり、家の中でダラダラするしかない。
この状態、定年退職したおじさんが自宅で過ごしている光景と似ていないだろうか?
よくよく考えてみれば、そうなってしまうのも無理はないのかもしれない。
家にいる時間が増え、奥さんとの喧嘩が増えたなんてこと、聞いたことはないだろうか?
いざ暇になってみたら1週間ほどで飽きてしまい、何もしないでいたら奥さんから暗に邪魔!と言われ、何も用がないのに家を出る人もいるかもしれない。
または、仕事をしなくなり、仕事でできた交友関係が消え、寂しさを覚える人も少なくないそうだ。
他の人は仕事をしているので、基本的に時間が合わない可能性が高い。
遊びに行くにも、仕事で疲れていて休みの日はゆっくりしたいという友人もいるだろう。
家族がいてもおかしくない年齢なら、なおさら孤独になりやすくなる。
何もしない時間が目に見えて増えていくと、不思議なもので、
もしかして、自分は仕事している状態が好きだったのかもしれないと、思えてくる。
これは個人的な偏見もあるが、よく「自分がいないと回らない」と口にする人がいる。
実際そうなのかもしれないが、とても嫌そうに言う人もいる。
しかし、内心では『自分は頼りにされている』という自負があるんじゃないだろうか?
多少なりとも自負のある方は仕事をしている状態でいる方が幸せかもしれない。
いや、でも仕事がしんどくてやめたい!
という方もいるだろう。
確かにいろんな職業、または働いているところによっては労働環境が劣悪の可能性もある。
転職した方がいいと思うが、FIREは一旦待った方がいいかもしれない。
いざ仕事がゼロになると、それはそれで落ち着かない方も多いんじゃないか。
十分な休暇が取れるところ、あるいは、適度な仕事量の場所への転職をおすすめする。
FIREはぼっちでもどうにかやっていくスキルが必要かもしれない。
ただ、これは工夫次第でどうにでもなるんじゃないかと思う。
たとえば、最近はタイミーなどの短時間バイトがあるので、簡単に仕事をする時間をつくれるようになった。
他にも、様々なボランティアが社会福祉協議会にはあるかもしれない。
または、FIREを機に今まで仕事が忙しくてできなかった趣味をやってみてはどうだろうか?
趣味をつくってみてもいいだろう。
お金のかからない趣味は意外とあるので、いろいろ探してみてほしい。
もしかしたら、趣味が副収入につながるかもしれない。
FIREは魅力的ではあるが、様々なリスクと隣り合わせとなっている。
そのことを十分に理解し、FIREをする、しないを判断していく必要があるだろう。
そうしなければ、『こんなはずじゃなかった』といった状況になりかねない。
将来、自分がどんな生活をしたいか、今では文明の利器であるネットがあるので、先人の経験談はすぐに取り寄せられる。
それを参考に、自身のライフビジョンの具体化をしてみると、誤った判断も減らせるかもしれない。
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6月に入り、雨が多くなってきたところ。
また、夏の足音が聞こえてきそうな季節でもある。
5月病が過ぎ去ったが、新入社員が突然やめてしまい、ため息をついてしまうこともあっただろう。
しかし退職したいと思っているのは新人だけではないかもしれない。
今日は昨今、目にするようになった『FIRE』について、お送りする。
FIREの意識調査情報
まずFIREとは何かをおさらい。
FIREとは、Financial Independence, Retire Earlyの頭文字を取ったもので、経済的自立を実現させ、早期リタイア、つまり定年を待たずして退職し、自由な生活をするライフスタイルのこと。
2023年6月23日、オンライン株式スクール「株の学校ドットコム」は、全国の20代、30代の男女800人を対象にアンケートを行った。
株式投資に取り組む理由として、全体21.5パーセントがFIREを達成するためと回答。
また、不動産投資サイト「楽待」は、2023年4月14日、約3000人にアンケートを行った。
FIREをしたいと思いますか?という問いに対し、
すでにFIREしているが6.1パーセント、FIREしたいと思っているが64.6パーセントだった。
一定数の方がFIREをしたいと思っているようだ。
ただ、一方でFIREしたからといって、順風満帆とはいかない。
FIREをしたはいいが、株やFXなどで損失が出てしまい、FIREを卒業した人も珍しくない。
FIREは基本的に若いうちに資産運用しておき、運用益で生活できる見通しが立った段階でリタイアするのが従来のFIREになる。
資産運用で生活できる見通しとはどれくらいか?
これはその人の目標とする生活水準にもよる。
毎月のローンがなく、毎月消費する額が少なければ、多額の貯金がなくともFIREできるかもしれない。
ただし、もっと水準の高い生活をしたければ、多額の貯金と一定の運用益が必要になってくるだろう。
基本的に、資産運用を前提としているのがFIREにあたる。
現在、様々なFIREがあるそうで、それはFIREなのか?というものすら出てきているそうだ。
それはさておき、不労所得で生活できる夢のようなライフスタイルは憧れる。私もできることならFIREしたい口だったりする。
しかし、一度待っていただきたい。
前述の通り、FIREは資産運用を前提としている点から、FIREを続けられなくなった人もいる。
人生は何が起こるかわからない。思わぬ出費が出てしまう可能性もゼロじゃない。
そうしたリスクはよく伝えられるが、お金以外にもリスクがある。
なんと、FIREすると、ぼっちになる。
単純に友達がいないからとか、そういう話ではない。
FIREするとぼっちになりやすいのは必然か?
FIREは退職し、悠々自適な生活を送るライフスタイルという触れ込みではあるが、言わば無職なので、以前の仕事仲間と話すことも、役割もなくなる。自由なので、後は勝手にどうぞ状態。
今まで仕事で忙しくしていたのに、突然何もすることがなくなり、家の中でダラダラするしかない。
この状態、定年退職したおじさんが自宅で過ごしている光景と似ていないだろうか?
よくよく考えてみれば、そうなってしまうのも無理はないのかもしれない。
家にいる時間が増え、奥さんとの喧嘩が増えたなんてこと、聞いたことはないだろうか?
いざ暇になってみたら1週間ほどで飽きてしまい、何もしないでいたら奥さんから暗に邪魔!と言われ、何も用がないのに家を出る人もいるかもしれない。
または、仕事をしなくなり、仕事でできた交友関係が消え、寂しさを覚える人も少なくないそうだ。
他の人は仕事をしているので、基本的に時間が合わない可能性が高い。
遊びに行くにも、仕事で疲れていて休みの日はゆっくりしたいという友人もいるだろう。
家族がいてもおかしくない年齢なら、なおさら孤独になりやすくなる。
何もしない時間が目に見えて増えていくと、不思議なもので、
もしかして、自分は仕事している状態が好きだったのかもしれないと、思えてくる。
これは個人的な偏見もあるが、よく「自分がいないと回らない」と口にする人がいる。
実際そうなのかもしれないが、とても嫌そうに言う人もいる。
しかし、内心では『自分は頼りにされている』という自負があるんじゃないだろうか?
多少なりとも自負のある方は仕事をしている状態でいる方が幸せかもしれない。
いや、でも仕事がしんどくてやめたい!
という方もいるだろう。
確かにいろんな職業、または働いているところによっては労働環境が劣悪の可能性もある。
転職した方がいいと思うが、FIREは一旦待った方がいいかもしれない。
いざ仕事がゼロになると、それはそれで落ち着かない方も多いんじゃないか。
十分な休暇が取れるところ、あるいは、適度な仕事量の場所への転職をおすすめする。
FIREするなら対策を
FIREはぼっちでもどうにかやっていくスキルが必要かもしれない。
ただ、これは工夫次第でどうにでもなるんじゃないかと思う。
たとえば、最近はタイミーなどの短時間バイトがあるので、簡単に仕事をする時間をつくれるようになった。
他にも、様々なボランティアが社会福祉協議会にはあるかもしれない。
または、FIREを機に今まで仕事が忙しくてできなかった趣味をやってみてはどうだろうか?
趣味をつくってみてもいいだろう。
お金のかからない趣味は意外とあるので、いろいろ探してみてほしい。
もしかしたら、趣味が副収入につながるかもしれない。
まとめ
FIREは魅力的ではあるが、様々なリスクと隣り合わせとなっている。
そのことを十分に理解し、FIREをする、しないを判断していく必要があるだろう。
そうしなければ、『こんなはずじゃなかった』といった状況になりかねない。
将来、自分がどんな生活をしたいか、今では文明の利器であるネットがあるので、先人の経験談はすぐに取り寄せられる。
それを参考に、自身のライフビジョンの具体化をしてみると、誤った判断も減らせるかもしれない。
では、今日はこれまで。
みなさん、おつかれさまです。
みんな頑張った。
ここはぼっち族の休憩所。
お話はまたの機会に。
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